東海道五十三次を自転車旅で!

これは自転車で東海道五十三次にいったよーな記事です。あいにく写真つきは、こちらのブログでは難しかったため文章のみとしてます。写真つきは炉津日記【公】にある(予定)ので、そちらを参照してくだされば幸いです。


一日目

三条大橋→大津:三条大橋石田三成近藤勇などが晒し首にされたスポットとして有名である。また少し行って三条通りを抜けると逢坂というやや傾斜が大きい坂がある。そこの山の景色はきれいだ。大津は活気のある良い町並みだった。7時という時間帯もあるがコロナの影響か京都に人はまばらだった。

大津→草津:草津は滋賀にもあるんだなぁと。また途中で雄大な琵琶湖を180度のパノラマみたいに見られてよかった。すごかった。

草津→石部:途中で『うばかもち』とかいう草津名物のやつを売っているのを見かけた。食べてみたいとおもったが急いでいたのでスルー。

石部→水口:めっちゃ大きいホームセンターとかを横目に見ながらひたすら街道沿いに走ってた。ここからきょむきょむがはじまる。

水口→土山:水口もそやけど甲賀市だし忍者っぽいスポットあるかなおもたけど全然見つからん。ここもホームセンターばっか。きょむきょむはつづく。

土山→坂下:鈴鹿峠を越える。ちょっときつかったけどなんとか一度も自転車を降りずに上りきれた。上りきったあとはひたすら下がるだけで楽だった。めっちゃブレーキ握ったから手が痛くてしょーもなかったけれども。きょむきょむいったんおわり。

坂下→関宿:うおーめっちゃ観光地や!ってリアクションするくらい人いたしいい感じの案内板や建物もあった。写真全然撮っとらんけど。いえーい。

関宿→亀山:亀山城で気分アガル。なおこのあと。

亀山→庄野:庄野どこやねん。ぜーんぜん見つからへんのだけど迷子になったんですけどわたくし。え?どこもそこも畑とかばっかですやん泣きそうこういうの嫌いですねんうち。結局わからんかったから諦めて次んとこいった。きょむきょむはふたたびはじまる。

庄野→石薬師:きょむきょむはつづく。。。

石薬師→四日市:うひゃーついにきたぞ四日市ーとおもいながら夕暮れのなか自転車のペダルをふむ。この日は四日市◯◯kmとか書いてる看板ずっと見てたからやっと看板の場所について感激だったのだ。一方四日市は超スーパーハイパーシャッター街で侘び寂び を感じたのだ。夜が近いってのもまたね。やったーきょむきょむが強化されたよ。

四日市→桑名:うっかりここの写真は取り忘れーさっさとホテル予約してチェックインして自転車を駐輪場に置いてカレーを食べて寝たのだ。ハニーナン…ハチミツがいっぱいかかってるナンを食べたのだ。おいしかったのだ。この日のきょむきょむは解散したのだ。


二日目


桑名→宮:この間は25kmもあって、ずっと「まだかなーまだ着かないかなーまだだよなー」と思いながら走ってた。愛知県側に入ると道路の舗装状態がよくなってよかった。お金の力を感じた。

宮→鳴海:記憶にございません。

鳴海→池鯉鮒:メンタル回復ポイント。桶狭間古戦場にいったり昼食をとったりした。大幅なタイムロスが生じたが致し方なしとした。お昼は麻婆飯と背油めっちゃのってるラーメン。こってりしすぎてたから、できるだね胃に優しくしようととてもゆっくり食べた。ちょっとタイムロスすぎた。

池鯉鮒→岡崎:岡崎城だーすごーいじゃあ時間おしてるから次ねって感じだった。観光してる余裕なんかねえ。

岡崎→藤川:記憶にございません。

藤川→赤坂:すっごい山道をのぼっておりた。そんときにいっきにおりたから赤坂通りすぎちゃったゆえ写真ないの巻。あと途中に謎のえびせんべい共和国があった。えびせんべいレジスタンスだろうか。すこしほっこりした。

赤坂→御油:記憶にございません。

御油→吉田:吉田城だじゃあ次いこうって感じだった気がする。めっちゃ急いで走ってた記憶。

吉田→二川:アクシデント発生。二川に駐輪場はあれど宿が存在しないことが判明。自転車だけ二川に置いて隣町の豊橋に行く。めっちゃ豊橋栄えてて二川との落差すごいなって思った。


三日目


二川→白須賀:この日からタイム計測を始める。なににどれくらい時間を使ったか、そのときどきでペースがどれくらい変わっているかを調べるためだ。
8:00(?)はつ8:30着7.4km 時速14.8km(?)

白須賀→新井:たぶんこの写真のはず…?
8:37はつ9:08着6.9km,時速13.5km

新井→舞坂:下の写真を撮ってると中から観光案内人が現れて舞坂宿についての説明を始められた。その人によるとここが唯一現存している本陣跡だそう。写真の取り方よくなかったからあんま伝わらんかもだけどすっごく良かったです。
9:11はつ9:29着4.8km 時速16.0km
観光19分

舞坂→浜松:この立場跡ってある看板に浜松って字が書かれてないかなしみ。いちおうタイムはここでくぎりました。
9:51はつ10:11着5.6km 時速16.8km

浜松→見付:うわ20kmなげーと思いながら走ってたような気がする。ここからタイムが落ちる。
10:15はつ12:07着20.0km 途中休憩5分 時速10.7km

12:07~12:45さわやか:ハンバーグめちゃうま。

見付→袋井:ど真ん中きたーでも当初は三泊四日めざしてたから素直に喜べないーさっさと次いこー。
12:49はつ13:24着7.0km 時速11.4km

袋井→掛川:記憶にございません。
13:26はつ14:16着9.6km 時速11.5km

掛川→日坂:記憶にねえ。
14:18はつ14:59着7.4km 途中コンビニ5分 時速10.8km

日坂→金谷:小夜の中山という難所をスティックパンとお茶と気合いで越え、旧東海道石畳を自転車を担いで頑張って気合いで越えた。超タイムロス。きつかったが、いまとなっては所詮中ボスレベルだなと達観できる。次の日のラスボスに比べたら・・・
15:01はつ16:39着6.5km 時速4.0km

金谷→島田:ぬるげーおつと思いながら走ってた。この頃になると目的地まで10.0kmいかなかったり峠がなかったりすると全てぬるげー扱いなのだ。
16:41はつ17:03着5.8km 時速15.8km

島田→藤枝:時間的には次のとこまでいけるのだが次のとこには駅も宿も駐輪場もないためやむなく藤枝で泊まることに。峠に時間をかけすぎたとホテルで反省しましたね。
17:05はつ17:39着8.8km 時速15.5km


四日目


藤枝→岡部:記憶にないー。
8:13はつ8:49着8.8km 時速14.7km

岡部→丸子:途中の梅(?)がきれいだったのだー。
8:51はつ9:30着7.9km 時速12.1km

丸子→府中:富士山がみえて富士山だーって思った。Googleマップ上にあるはずの府中は見つけられなかったから、あるはずのとこの写真を撮ったのだー。
9:31はつ10:08着7.0km 時速11.4km

府中→江尻:きおくにないのだー。
10:10はつ10:47着9.5km 時速15.4km

江尻→興津:きおくにないのだー。
10:50はつ11:10着5.4km 時速16.2km

興津→由比:薩た峠とかいう難所を、ときには自転車を担いで上ったのだー。景色がきれーだったのだーーー。11:12はつ12:25着9.4km 時速7.7km

由比→蒲原:きおくにないーちなみにこの日はタイムロスを最小限にすべく食事はだいたい走りながら食べてたのだー。主食カロリーメイトなのだー。口がパサパサー。
12:27はつ12:42着3.7km 時速14.8km

蒲原→吉原:富士山がおおきかったのだー。
12:43はつ13:33着10.0km 時速12.0km

吉原→原:きおくないー。
13:35はつ14:20着12.0km 時速16.0km

原→沼津:きおくー。
14:24はつ14:53着7.1km 時速9.9km

沼津→三島:もうすぐ箱根だ……天気確認しよ……16:00まで雪だけどそれ以降はやむのか……んじゃ行くか……その前に食料を確保して、と。
14:55はつ15:32着6.4km 時速10.4km

三島→箱根:ラスボス。鬼。殺しに来てる。そんな感想を私は箱根に持ちました。まず激坂が何kmにもまたがっているのがいけない。たまにある緩い上り坂が休息ポイントですがどちらにせよ上り坂なんですよね。あと箱根の山の麓は雨が降っていまして、つまり路面がスベスベで滑りやすい状態にあるんですね。そこで私、一回思いっきり転びまして擦り傷を各所につくったのです…が、そのとき自転車のギア変機能をやっちまいまして、なんかペダルをこぐとランダムでギアが変わるようになっちゃいました。そして、ちょうどそのタイミングに雨が雪に変わりやがりました。激坂。雪。自転車こわれる。まさしく、この修行(旅)のラスボスにふさわしいですね。時が過ぎ標高が高くなる度に増す雪、豪雪に私は危機感を覚えてペダルを漕いだり歩いたりするのですが、いっこうに着く気配がない。ずっと同じような上り坂なので距離感覚も麻痺している。スマホは雪の中では濡れて使えない。そんな中、眠気に襲われる。寝たら死ぬ、寝たら死ぬ、私は生きる・・・と唱えながら、ひたすら前に進みます。んじゃねえぞ……止まるんじゃねえぞ……と某鉄華団団長の言葉も思い出しながら。そして何時間かすると箱根峠の看板を目にしました。ちょうどそれくらいに雪も止んでくれました。このときばかりは神の実在を本気で信じそうになりましたね。それからは楽でした。スマホでマップ機能を使いながら箱根関所に向かいます。流石に箱根湯本まで行く気力・体力は残っていなかったため箱根で打ち止めにしました。そして命からがら目についた宿に予約なしで押し入り一泊。そんでシャワーに入ってスマホいじって寝ました。いや最後にもう一つ感想。山の天気予報はあてにならねえ。
15:34はつ18:30着17.0km 時速5.8km


五日目


箱根→小田原:最終日だしタイム測定はいいやってことでテキトーに走り始める。この日は朝の10時近くに宿を出発。舐めプすぎる。実際、箱根はもうほとんど下りだったので前日よりは余裕だった。まぁ急勾配の車道で轢かれないかと焦ったり命の危機も感じたりしたが…いや七曲がりとか生きた心地がしなかったしな…あと小田原の自転車屋さんでギア故障を直してもらったりした。

小田原→大磯:まさに潮のかおりを~肌に~着て~だったな。耳の奥に貝殻は仕舞わなかったが。しかし神奈川はどこも栄えていて安心感がすごい。晴天というのも良かった。

大磯→平塚:昨日の艱難辛苦に比べれば余裕では?という気持ちで走り続ける。ぬるげーおつ。

平塚→藤沢:走ることだけ考えればーいつの間にか目的地に着いてるのさーーー。

藤沢→戸塚:戸塚駅について、うお都会じゃんと感動した。生まれ育ちがビルばかりのとことかなので安心感がはんぱない。

戸塚→保土ヶ谷:見ず知らずの都会だと道がわからなくてしょうがない。ここらへんから迷走が目立ってくる。タイムロス。

保土ヶ谷→神奈川:ヨコハーマを通過。安心感倍増。ただ次の川崎あたりは気性が荒そう(偏見)だし車通りも多くなってきたから安全重視で歩道メインかなと頭にメモしてたような気がする。

神奈川→川崎:ここはあんま道に迷わなかった…が夜になってしまったため、より慎重に走る必要が生じたためタイムロスが重なる。

川崎→品川:そして自転車のライトの充電が逝く。ここからは警察の目を気にしつつ人をひかないように目を凝らして(視力0.3)超慎重に走った。この区間は特に気性が荒そう(超偏見)なので尚更慎重に。

品川→日本橋:東京!!はい私のフィールド勝ち申した!!という気分で走ってた。東京タワーが視界に入ったらもう大勝利です。わからない道は…なくはないが新橋・銀座周辺~上野周辺は大体知ってるので勝ちでしかない。いままで土地勘ゼロなのによく頑張って走ってきたなーと自分を褒め称えつつゴール。いえい。

私の好きな合唱曲ランキングbest10!(1位~5位編)(2019年度版)

やっはー!こんにちは!ロッツだよ!!

 

突然だけど、今日は「私の好きな合唱曲ランキングbest10!」ということで私の好きな合唱曲について推していくよ!(再喝:これはあくまで私個人の好みの話です)

 

じゃあ早速・・・第10位から!

 

なんて回りくどいことはしません。一気にズババババーってやっちゃいます。「どうしてその曲がその順位になったの?」とか知りたい人は、ちょっと下にスクロールすればわかります。

 

1位:有明 

2位:あしたはどこから 

3位:少年 

4位:今年 

5位:永訣の朝 

6位:薤露青 

7位:ひとつの朝 

8位:とむらいのうた 

9位:海の記憶 

10位:はらへたまっていく かなしみ

 

ここでは1位~5位まで、

私の主観99パーセントで、

それぞれの曲の良いとこポイントの、

紹介をバシバシしていきます!!!!

 

1位:有明

『平和:1位』『かわいい:2位』『ふと歌いたい曲:3位』『脳内BGM合唱部門:4位』『好きな歌詞:4位』『不思議な世界観:4位』

てなわけで栄えある『総合1位』に選ばれたのは・・・「有明」です。

 

宮沢賢治 作詞 千原英喜 作曲 

混声合唱組曲『月天子』から選びました。

 

曲の最初の指示に「Allegretto commodo,con leggerezza」とあるように「軽快」かつ「優美」で、ふとご機嫌なときに鼻歌で歌いたくなるような楽しい曲調です。

 

もう最初から最後までハッピーエンドが続いてるやんーーめっさ平和やんーーって感じの曲調。途中に『ほろびた古い山彙の像が』と「真夜中に後ろから肩を叩かれた感」のある怖さがちょっぴりあるのですが、振り返ってみたら「いつもの平和な日常」が広がっていたーーというように、すぐ元の明るいメロディーに戻るんですよね。まぁ終始平和よりは、僅かばかりでもスリルがあった方が平和な人生ですよ。

 

 

あとかわいい。かわいいんです。だいたいソプラノが主旋律を歌っているとき、下3パートは『lun,lun,lun…』ってスキップでもしてるのかなってペースで楽しく歌ってる。たまに『lam』が入るのもポイント高いですね。茶目っ気があって良きです。

最初の方に「月は崇厳なーーパンの木の実にかわり」とあって、これも良きです。夜から朝になるにかけて、まんまるなのが代わるんですよね。まるいのってかわいくないですか??かわいいですよね。しかも月とパンとか殺しにきてますよね????

あと後半に「極楽鳥」のくだりがあるのですが、これもかわいい。「はーそうですか!! いいですね!!(吐血)」って反応になっちゃいます。聞いて音源。楽譜も買おう? そんで練習して定期演奏会とか合唱コンクールとかで歌おう??

 

 

みたいに楽しくてかわいい曲なので、やっぱり楽しい気分のときには脳内再生したくなっちゃいます。貫禄の『脳内BGM再生回数(合唱):4位』です。

・・・えっ、なんか1位のくせに「貫禄の4位」ってダサくないかって? HAHAHA! 楽しい気分のときの脳内BGM(合唱)だったら1位なんだな!! それで私が楽しいときってBGMあんまり流さないから仕方ない!

 

 

・・・コホン。それと不思議ちゃんなところも良いんですよ、この曲。まぁ宮沢賢治の詩の世界観ってだいたいそういうところあるんですけど、この曲においては「盛岡の良いところを抽象的に魅力的に描いたぜ!いえい!」ってのも感じ取れて、また良いんですよね。

もう聞き手が「盛岡さ行ぎだい」って思っちゃいます。じゃじゃ麺とか盛岡冷麺とか食べたくなっちゃいます。平泉も行きたくなっちゃいます。私は大学卒業前に一度行く予定です。皆さんも「有明」を聞いて行きましょう盛岡。

 

 

 2位:あしたはどこから

『脳内BGM再生回数(総合):1位』『脳内BGM再生回数(合唱):1位』『情緒不安定度:1位』『ギャップ萌え:1位』『かっこいい:4位』『メッセージ性:5位』

 

平峯千晶 作詞 三枝成彰 作曲

の『NHK全国学校音楽コンクール第70回課題曲 高等学校の部』から選びました。

 

『脳内BGM再生回数(総合):1位』『脳内BGM再生回数(合唱):1位』。

圧倒的1位。今年度、全ての曲において最も多く頭の中でもスマホでも再生した音楽です。なぜかっていうと『情緒不安定度:1位』『ギャップ萌え:1位』が示すとおりですね。

 

 

この曲って、気分が落ち込んでいるときとか、情緒不安定になってるときとかに聞くと、めっちゃ効くんですよ。

 

まず最初から中盤にかけてはフォルテとピアノの入れ替わりが激しくて、まさに「自分や世界が分からなくなって混乱してる思春期」って感じで「私の心の揺れ動きが同調する」んです。

それで中盤の最後の方に「眠らない夜のはてには どこからか、ほのかにあかるく」ってあって、ここから浄化パートに入るんですよ。聞いてみて。そして後半部に入るんですけど、ここに挟まってるピアノソロのメロディーも、また良いんです。美しいんですよ聞いてみて。

さあ、いよいよ終盤だ!! ってことで女声が「わ~た~」と綺麗な高音を響かせるのですが、ここで間に男声が「わた~し~が~み~ら~いを~」とふくよかな低音を鳴らすんですね。それからはSATBそれぞれが好き勝手に動いて「吹くだろう!」で初めて一緒になるんですが、もうそれも良い。「四人四色で違う未来をキャンバスに塗りたくってます!!」って感じが出てます。素晴らしい。

 

 

そして、ついにフィナーレ。

・・・「だんだん!だんだん!!だんだん!!!つーよーく。」「だんだん!だんだん!!たーしーかに。」「あぁ↑!!あーさーのひーかーり!!あーさのひーかーぁり↑」「あぁ↑!!あーさーの!!あーさーの!!ひーかぁーり↑↑」・・・

って

 

「うおおおお希望の朝だああああああ!!!!!!!朝が来たぞおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!ぬおおおおおおおおおおおテンション上がってきたあああああああああああーーーーーー!!!!!!!!!!!」

 

私、ここについては「超アクロバティック・ポジティブ上昇思考」なイメージを持っているので、そこまでの情緒不安定の同調から解放されて「うおお!!!!やってやんぜ!!!!」と逆に曲から影響されて、すっごくポジティブな気分になるんですよね。

 

そんなこんなで、もう疲れ切ったときの処方箋です「あしたはどこから」。どうしようもない気分のときでも十回再生すればマシな気分になれます。いろいろと病みやすい現代人の味方ですね。

 

 

3位:少年

『音の動き:1位』『かっこいい:1位』『歌ってみたい曲:1位』

 

作詞:五木寛之 作曲:千原英喜

混声合唱組曲『心が愛にふるえるとき』から選びました。

 

「Allegretto risoluto」と楽譜の開始の指示にあるとおり「快速できっぱりと」させて勇ましくつくりたい曲です。

 

実はベスト10で唯一歌ったことのない曲なのですが、私が音源を聞いただけで「歌いたいな」と思った数少ない曲なのでランクインさせました。実際に複数パートで合わせたことはないので浅い見解しかできませんが・・・

 

この曲は「花」と「村」がキーワードとなっています。

 

「むかしは青い 瑠璃色アザミ」「むかしは白い 雛罌粟の花」

「あの花は いまどこに」

「夕日が沈む カブールの丘に」「宵闇せまる ふるさとの丘に」

「ふるさとの 村はどこに」

 

大人になった「少年」が過去を、ふるさとを振り返る郷愁の歌。

1番と2番目の歌詞だけだと、そういった印象を持ちます。しかし三番目の歌詞で聞き手に衝撃が走ります。

 

「かすかに見える 黒い煙は」

「谷間の家が 燃えているのか」

 

「少年」は帰る場所を失っていたのです。

 

「少年」の感情はいかなるものか。これを表しているのが、歌い手が歌う「少年」の心の叫びのような「AILALA」の繰り返しであり、激しいピアノ伴奏であります。

 

また、この曲は細かい休符が多かったりとスタッカートで歌うように指示があるのですが、おそらく、それは「少年」の動悸ではないかと思うのです。

心の底では、そこにはもう何もないと知りつつも、かつてあった「花」や「ふるさと」を思い出している「少年」。はたして彼の心は穏やかでいられるでしょうか。

 

 

4位:今年

 

『エモ度:1位』『好きな歌詞:2位』『音の動き:3位』

 

作詞 谷川俊太郎 作曲 松下耕

混声合唱組曲『この星の上で』から選びました。

 

一言で言うと「愛と希望のうた」です、この曲は。

 

 

 

『涙があるだろう。今年も涙ながらの歌があるだろう』

『固めたこぶしがあるだろう』

・・・と、まず「今年」もあろうことを次々にうたっていき、

 

『だが愛するだろう。今年も』

『自分より小さなものを、自分を超えて大きなものを』

・・・と、「今年」も「愛」をもっていくんだとうたう。

 

『今年も歓びがあるだろう』

『生きてゆくかぎり』

『いなむことのできぬ希望が』

・・・と、「今年」も「希望」をもって生きていくんだとうたう。

 

 

未来への明るい意志を感じさせるうた、よいと思いませんか?

私は好きです。「愛」と「希望」。大好物です。

 

 

そんな感じで『好きな歌詞:2位』なのですが、これだけじゃ総合4位は取れません。

『音の動き:3位』もあっての『エモ度:1位』で総合4位です。

 

そして音の動きって、べつに肉声とピアノ演奏のハマり具合とかだけじゃないんです。

場面転換も重要な要素になるんです。

 

この曲においては、そういったのも良いんですよ。

予定調和に泣かせてくる、ずるい音色になっています。

とてもエモいので、ぜひ聞いてみたり歌ってみたりしちゃってください。

 

「今年を歌おうプロジェクト」

なるものが毎年年末に開催されていたりもするので、

ぜひぜひ興味のある方はググってみたりもしちゃってください。

 

 

5位 永訣の朝

 

『音の動き:2位』『かっこいい:2位』『エモ度:3位』『脳内BGM再生回数(合唱):5位』

 

作詞 宮沢賢治 作曲 鈴木憲夫

混声合唱曲『永訣の朝』です。

 

 

デン!!デン!!デデン!

デン!!デ・デデデデン!!デデン!

デンデンデン・デデデン!!デ・デデデデン!!

テテレテレテレテテ・・・デン!

テテレテレレテレレ・・・デン!

きょうのうちに、とおくへ、いってしまうーーー

 

 

そんな感じで始まる、とっっっても壮大な曲です。どれくらい壮大かって言うと、これ一曲を歌っている間に通常の曲を2,3曲ほど歌えるくらいです。

 

 

場面転換も10を超えるくらいあって、なおかつどれも魅力的でやっほいなのですが、あえて一番好きなとこを選ぶとしたら2つあります。

 

1つ目は序盤と中盤の境にあるのですが、

『ああとし子 死ぬといふいまごろになって』

『わたくしをいっしょうあかるくするために』

『こんなさっぱりした雪のひとわんを おまへはわたくしにたのんだのだ』

という超激重ストレスマッハなところです。

この曲って全体的に重くてしんどいのですが、ここは特に私にとってきついとこの一つで感情移入しすぎると歌えなくなります。あああ書いてるだけでしんどくなる。。。

歌詞の意味としては、

「ああとし子。もうすぐ死ぬという今頃になって、おまえは私の一生を明るくするために、こんな淡白な雨雪のお椀を私に頼んだのだな」

で「私の一生を明るくするために」の解釈が難しいですよね。これについては諸説あるのですが、とし子が賢治に死ぬ直前の最期の願いを頼み、これを叶えさせることで賢治が少しでも前向きに生きられるよう仕向けていると捉えることができます。

その後の詩にはこうあります。

『ありがたうわたくしのけなげないもうとよ』

『わたくしもまっすぐにすすんでいくから』

 

 

2つ目は終盤直前にあるのですが、

『うまれでくるたて』

『こんどは』

『こたにわりゃのごとばがりで くるしまなぁよにうまれでくる』

という超激重ストレスマッハ第2号なところです。

ここも特に私にとってきついとこの一つなのですが、前に歌ったときはアルトではなかったので何とかなりました。そう、ここはカッコいいアルトソロなんですよ。とても良いですよ。YouTubeで音源聞いてみてくださいな。

歌詞の意味としては、

「もしまた生まれてくるならば、今度は、こんなに私のことばかりで(賢治お兄さんが)苦しまないように生まれてきます」

とても辛い・・・これは病床の妹をみている賢治を思いやっての言葉なのですが、その優しい気持ちが更にハートをブレイクしてくる・・・聞いてるだけで涙腺が緩んでしまいます。

 

 

『あめゆじゅとてちてけんじゃ』

 

(´;ω;`)ブワッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このサイトの取説!

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こんちゃ!はじめまして!!

 

炉津日記【私】の管理人のロッツです!

 

あっ、ロッツっていっても岡山ロッツとは全く関係ありませんよ? 私は某ショッピングモールの関係者じゃありませんからね!?

 

まぁそれはそれとして本題に移ります。

 

えーっと「このサイトの取説!」ってことで、「炉津日記【私】では、どんな記事を扱っていくの?」みたいな質問に答えるコーナーなのですが、めっちゃ分かりにくかったらごめんなさい。許して。

 

まず、このサイトでは【私の主観9割、客観的情報1割】くらいで各記事を書き進めていきます。なぜなら、たとえば【私自身の心理機能をどのように私は判定したか】などと私の思考過程を書き連ねた内容だからです。

 

もちろん全てがそうではありませんが、ほとんどはそうなのです。

 

もう一つの私の運営サイトでは【私の主観3割、客観的情報7割】で記事をお届けしていますが、これは情報の定義付けを掘り下げることから始めているためです。主観的記事と客観的記事でお好きなほうをどうぞ!

 

まぁ記事内容の客観性・正確性という面ではあちらに軍配が上がりますが、こちらの強みとしては記事内容の幅広さと、ある意味での細やかさがあります。

 

第一に、あちらのサイトでは専門性を求めるために心理学関係・人体実験(私自身を使った)しか原則的に載せられません。つまり、それ以外の情報は全てがこちらに流れてきます。幅広さ。

 

第二に、あちらのサイトでは客観性・正確性も求めるために人体実験中の日記を載せられません(ヴィーガン一カ月実験は除く)。それらは全てこちらに流れてきます。ある意味での細やかさ。

 

炉津日記【公】と炉津日記【私】の対比は以上です。

 

こちらのサイトでは心理学関連・人体実験関連に加えて、あなたの役に立つかもな私の趣味等の記事をバシバシ載せていくのでヨロシクです!

 

ここらへんで「炉津日記【私】の取扱説明書!」略して「このサイトの取説!」を締めます、もし書き足したいことが見つかったら随時更新していきます~