東海道五十三次を自転車旅で!

これは自転車で東海道五十三次にいったよーな記事です。あいにく写真つきは、こちらのブログでは難しかったため文章のみとしてます。写真つきは炉津日記【公】にある(予定)ので、そちらを参照してくだされば幸いです。


一日目

三条大橋→大津:三条大橋石田三成近藤勇などが晒し首にされたスポットとして有名である。また少し行って三条通りを抜けると逢坂というやや傾斜が大きい坂がある。そこの山の景色はきれいだ。大津は活気のある良い町並みだった。7時という時間帯もあるがコロナの影響か京都に人はまばらだった。

大津→草津:草津は滋賀にもあるんだなぁと。また途中で雄大な琵琶湖を180度のパノラマみたいに見られてよかった。すごかった。

草津→石部:途中で『うばかもち』とかいう草津名物のやつを売っているのを見かけた。食べてみたいとおもったが急いでいたのでスルー。

石部→水口:めっちゃ大きいホームセンターとかを横目に見ながらひたすら街道沿いに走ってた。ここからきょむきょむがはじまる。

水口→土山:水口もそやけど甲賀市だし忍者っぽいスポットあるかなおもたけど全然見つからん。ここもホームセンターばっか。きょむきょむはつづく。

土山→坂下:鈴鹿峠を越える。ちょっときつかったけどなんとか一度も自転車を降りずに上りきれた。上りきったあとはひたすら下がるだけで楽だった。めっちゃブレーキ握ったから手が痛くてしょーもなかったけれども。きょむきょむいったんおわり。

坂下→関宿:うおーめっちゃ観光地や!ってリアクションするくらい人いたしいい感じの案内板や建物もあった。写真全然撮っとらんけど。いえーい。

関宿→亀山:亀山城で気分アガル。なおこのあと。

亀山→庄野:庄野どこやねん。ぜーんぜん見つからへんのだけど迷子になったんですけどわたくし。え?どこもそこも畑とかばっかですやん泣きそうこういうの嫌いですねんうち。結局わからんかったから諦めて次んとこいった。きょむきょむはふたたびはじまる。

庄野→石薬師:きょむきょむはつづく。。。

石薬師→四日市:うひゃーついにきたぞ四日市ーとおもいながら夕暮れのなか自転車のペダルをふむ。この日は四日市◯◯kmとか書いてる看板ずっと見てたからやっと看板の場所について感激だったのだ。一方四日市は超スーパーハイパーシャッター街で侘び寂び を感じたのだ。夜が近いってのもまたね。やったーきょむきょむが強化されたよ。

四日市→桑名:うっかりここの写真は取り忘れーさっさとホテル予約してチェックインして自転車を駐輪場に置いてカレーを食べて寝たのだ。ハニーナン…ハチミツがいっぱいかかってるナンを食べたのだ。おいしかったのだ。この日のきょむきょむは解散したのだ。


二日目


桑名→宮:この間は25kmもあって、ずっと「まだかなーまだ着かないかなーまだだよなー」と思いながら走ってた。愛知県側に入ると道路の舗装状態がよくなってよかった。お金の力を感じた。

宮→鳴海:記憶にございません。

鳴海→池鯉鮒:メンタル回復ポイント。桶狭間古戦場にいったり昼食をとったりした。大幅なタイムロスが生じたが致し方なしとした。お昼は麻婆飯と背油めっちゃのってるラーメン。こってりしすぎてたから、できるだね胃に優しくしようととてもゆっくり食べた。ちょっとタイムロスすぎた。

池鯉鮒→岡崎:岡崎城だーすごーいじゃあ時間おしてるから次ねって感じだった。観光してる余裕なんかねえ。

岡崎→藤川:記憶にございません。

藤川→赤坂:すっごい山道をのぼっておりた。そんときにいっきにおりたから赤坂通りすぎちゃったゆえ写真ないの巻。あと途中に謎のえびせんべい共和国があった。えびせんべいレジスタンスだろうか。すこしほっこりした。

赤坂→御油:記憶にございません。

御油→吉田:吉田城だじゃあ次いこうって感じだった気がする。めっちゃ急いで走ってた記憶。

吉田→二川:アクシデント発生。二川に駐輪場はあれど宿が存在しないことが判明。自転車だけ二川に置いて隣町の豊橋に行く。めっちゃ豊橋栄えてて二川との落差すごいなって思った。


三日目


二川→白須賀:この日からタイム計測を始める。なににどれくらい時間を使ったか、そのときどきでペースがどれくらい変わっているかを調べるためだ。
8:00(?)はつ8:30着7.4km 時速14.8km(?)

白須賀→新井:たぶんこの写真のはず…?
8:37はつ9:08着6.9km,時速13.5km

新井→舞坂:下の写真を撮ってると中から観光案内人が現れて舞坂宿についての説明を始められた。その人によるとここが唯一現存している本陣跡だそう。写真の取り方よくなかったからあんま伝わらんかもだけどすっごく良かったです。
9:11はつ9:29着4.8km 時速16.0km
観光19分

舞坂→浜松:この立場跡ってある看板に浜松って字が書かれてないかなしみ。いちおうタイムはここでくぎりました。
9:51はつ10:11着5.6km 時速16.8km

浜松→見付:うわ20kmなげーと思いながら走ってたような気がする。ここからタイムが落ちる。
10:15はつ12:07着20.0km 途中休憩5分 時速10.7km

12:07~12:45さわやか:ハンバーグめちゃうま。

見付→袋井:ど真ん中きたーでも当初は三泊四日めざしてたから素直に喜べないーさっさと次いこー。
12:49はつ13:24着7.0km 時速11.4km

袋井→掛川:記憶にございません。
13:26はつ14:16着9.6km 時速11.5km

掛川→日坂:記憶にねえ。
14:18はつ14:59着7.4km 途中コンビニ5分 時速10.8km

日坂→金谷:小夜の中山という難所をスティックパンとお茶と気合いで越え、旧東海道石畳を自転車を担いで頑張って気合いで越えた。超タイムロス。きつかったが、いまとなっては所詮中ボスレベルだなと達観できる。次の日のラスボスに比べたら・・・
15:01はつ16:39着6.5km 時速4.0km

金谷→島田:ぬるげーおつと思いながら走ってた。この頃になると目的地まで10.0kmいかなかったり峠がなかったりすると全てぬるげー扱いなのだ。
16:41はつ17:03着5.8km 時速15.8km

島田→藤枝:時間的には次のとこまでいけるのだが次のとこには駅も宿も駐輪場もないためやむなく藤枝で泊まることに。峠に時間をかけすぎたとホテルで反省しましたね。
17:05はつ17:39着8.8km 時速15.5km


四日目


藤枝→岡部:記憶にないー。
8:13はつ8:49着8.8km 時速14.7km

岡部→丸子:途中の梅(?)がきれいだったのだー。
8:51はつ9:30着7.9km 時速12.1km

丸子→府中:富士山がみえて富士山だーって思った。Googleマップ上にあるはずの府中は見つけられなかったから、あるはずのとこの写真を撮ったのだー。
9:31はつ10:08着7.0km 時速11.4km

府中→江尻:きおくにないのだー。
10:10はつ10:47着9.5km 時速15.4km

江尻→興津:きおくにないのだー。
10:50はつ11:10着5.4km 時速16.2km

興津→由比:薩た峠とかいう難所を、ときには自転車を担いで上ったのだー。景色がきれーだったのだーーー。11:12はつ12:25着9.4km 時速7.7km

由比→蒲原:きおくにないーちなみにこの日はタイムロスを最小限にすべく食事はだいたい走りながら食べてたのだー。主食カロリーメイトなのだー。口がパサパサー。
12:27はつ12:42着3.7km 時速14.8km

蒲原→吉原:富士山がおおきかったのだー。
12:43はつ13:33着10.0km 時速12.0km

吉原→原:きおくないー。
13:35はつ14:20着12.0km 時速16.0km

原→沼津:きおくー。
14:24はつ14:53着7.1km 時速9.9km

沼津→三島:もうすぐ箱根だ……天気確認しよ……16:00まで雪だけどそれ以降はやむのか……んじゃ行くか……その前に食料を確保して、と。
14:55はつ15:32着6.4km 時速10.4km

三島→箱根:ラスボス。鬼。殺しに来てる。そんな感想を私は箱根に持ちました。まず激坂が何kmにもまたがっているのがいけない。たまにある緩い上り坂が休息ポイントですがどちらにせよ上り坂なんですよね。あと箱根の山の麓は雨が降っていまして、つまり路面がスベスベで滑りやすい状態にあるんですね。そこで私、一回思いっきり転びまして擦り傷を各所につくったのです…が、そのとき自転車のギア変機能をやっちまいまして、なんかペダルをこぐとランダムでギアが変わるようになっちゃいました。そして、ちょうどそのタイミングに雨が雪に変わりやがりました。激坂。雪。自転車こわれる。まさしく、この修行(旅)のラスボスにふさわしいですね。時が過ぎ標高が高くなる度に増す雪、豪雪に私は危機感を覚えてペダルを漕いだり歩いたりするのですが、いっこうに着く気配がない。ずっと同じような上り坂なので距離感覚も麻痺している。スマホは雪の中では濡れて使えない。そんな中、眠気に襲われる。寝たら死ぬ、寝たら死ぬ、私は生きる・・・と唱えながら、ひたすら前に進みます。んじゃねえぞ……止まるんじゃねえぞ……と某鉄華団団長の言葉も思い出しながら。そして何時間かすると箱根峠の看板を目にしました。ちょうどそれくらいに雪も止んでくれました。このときばかりは神の実在を本気で信じそうになりましたね。それからは楽でした。スマホでマップ機能を使いながら箱根関所に向かいます。流石に箱根湯本まで行く気力・体力は残っていなかったため箱根で打ち止めにしました。そして命からがら目についた宿に予約なしで押し入り一泊。そんでシャワーに入ってスマホいじって寝ました。いや最後にもう一つ感想。山の天気予報はあてにならねえ。
15:34はつ18:30着17.0km 時速5.8km


五日目


箱根→小田原:最終日だしタイム測定はいいやってことでテキトーに走り始める。この日は朝の10時近くに宿を出発。舐めプすぎる。実際、箱根はもうほとんど下りだったので前日よりは余裕だった。まぁ急勾配の車道で轢かれないかと焦ったり命の危機も感じたりしたが…いや七曲がりとか生きた心地がしなかったしな…あと小田原の自転車屋さんでギア故障を直してもらったりした。

小田原→大磯:まさに潮のかおりを~肌に~着て~だったな。耳の奥に貝殻は仕舞わなかったが。しかし神奈川はどこも栄えていて安心感がすごい。晴天というのも良かった。

大磯→平塚:昨日の艱難辛苦に比べれば余裕では?という気持ちで走り続ける。ぬるげーおつ。

平塚→藤沢:走ることだけ考えればーいつの間にか目的地に着いてるのさーーー。

藤沢→戸塚:戸塚駅について、うお都会じゃんと感動した。生まれ育ちがビルばかりのとことかなので安心感がはんぱない。

戸塚→保土ヶ谷:見ず知らずの都会だと道がわからなくてしょうがない。ここらへんから迷走が目立ってくる。タイムロス。

保土ヶ谷→神奈川:ヨコハーマを通過。安心感倍増。ただ次の川崎あたりは気性が荒そう(偏見)だし車通りも多くなってきたから安全重視で歩道メインかなと頭にメモしてたような気がする。

神奈川→川崎:ここはあんま道に迷わなかった…が夜になってしまったため、より慎重に走る必要が生じたためタイムロスが重なる。

川崎→品川:そして自転車のライトの充電が逝く。ここからは警察の目を気にしつつ人をひかないように目を凝らして(視力0.3)超慎重に走った。この区間は特に気性が荒そう(超偏見)なので尚更慎重に。

品川→日本橋:東京!!はい私のフィールド勝ち申した!!という気分で走ってた。東京タワーが視界に入ったらもう大勝利です。わからない道は…なくはないが新橋・銀座周辺~上野周辺は大体知ってるので勝ちでしかない。いままで土地勘ゼロなのによく頑張って走ってきたなーと自分を褒め称えつつゴール。いえい。